多汗症は治療ができる!~悩みカットセンター~

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汗っかきが気になる時は

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一度で長持ち

多汗症には原因が無く起こる原発性多汗症と、病気や薬の副作用などが原因で起こる続発性多汗症に大きく分けられます。続発性のものは原因となる病気が治癒した時や投薬が終われば汗の量も平常に戻ります。多汗症に悩んで検診を受けても何も原因が見つからない場合は原発性の可能性が濃厚となります。この場合の治療は汗腺の働きを抑えるようなものになります。治療法には塗布するタイプの外用薬やボトックス注射、手術などがあります。この中でもボトックス注射は一度の治療で効き目が半年ほど続くことや、症状の重さによっては保険が適用されるなどの特徴があります。ボトックス注射はボツリヌス菌から作られた成分で発汗自体を抑える効果があります。ボツリヌス菌と聞くと不安に感じる方もいるでしょう。あくまでボツリヌス菌から作られた成分であり医療現場ではよく使われている安心できる成分なのです。効果が早く出ることと半年ほど持続するため頻繁に通院する手間もかかりません。ボトックス注射や他の方法で効果が出ない場合は手術という方法もあります。手術も症状によっては保険が適用されます。一度手術すればもう汗に悩まされることはなくなるので魅力的ですが、手術後は他の場所から汗が出る代償性発汗がほとんどの方に起こると言われています。そのため慎重に決断する必要があるのです。また、多汗症を気にするがあまり余計に汗の量が多くなってしまう悪循環を招いているケースもあります。カウンセリングなど心理療法を取り入れることも検討してみると良いでしょう。

気をつけるポイント

多汗症の治療を行う上で気をつけたいポイントの一つにボトックス注射の場合は妊娠中や授乳中、妊活中の方は受けられないということがあります。男性もボトックス注射を打つ場合は医師に指示を仰いでください。成人であればボトックス注射は問題はないのですが、胎児への影響についてはまだ安全が確認されていないのです。また、他の病気を治療している最中の方や使っている薬がある場合も医師に必ず伝えましょう。医薬品にはこういったタイプのものは多くボトックス注射に限ったことではありません。また、治療をしていなくても持病がある場合も医師に伝えましょう。ボトックスは他の病気の治療でも使われることがありますが、その際は多汗症で注射を使ったことがあるということを伝えるようにしましょう。また、連用していると耐性がついてくる方もいます。その時も医師に相談するようにしましょう。多汗症は症状がある方にしか分からない辛さもあるものです。臭いが嫌がられていないだろうか、変に思われていないだろうかといろいろな心配が湧き出てくるものです。そしてその心配な気持ちでさらに緊張して発汗に繋がってしまうこともあります。治療を受けることで自信がつき、もう治療をしなくても気にならないくらいに汗の量が減っているというケースもあります。まずは専門的なクリニックを受診して原因を調べた上で治療を受けてみることを考えましょう。多汗症の悩みから解消された状態で生活してみるのはプラスの経験となることでしょう。